Mathias & Nathalieマティアス アンド ナタリー



90年代パリで出会った閃光のような輝き放つマティアス&ナタリーの作品は「DESTINATION PARIS」というルーブル美術館近くのお土産屋さんに飾られていた。80年代から90年代パリではちっちゃなクリエーションがおっきな変化を起こし始めていた、例えばガラス玉はクリエーションによってダイヤモンドのような価値になり、真鍮の針金はクリエーションによってゴールドの指輪のような価値をもつ、クリエーションにもう一つの新しい価値観が生まれていた。材料は廃棄されたダンボールや板で作られていた、私は彼らの独創的な表現と独創的なテクニック、そしてそれらがパリのお土産屋さんで売られていることに頭から湯気が出た(素晴らしいと思った)。
村松孝尚


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